倉北ニュース

3年生福祉選択者校外学習2日目(排泄介助)

校外学習2日目は、排泄介助について学びました。

 まず、昨日と同じように排泄介助の講義から始まりました。講義内容は、排泄についての一般的な原則と自立支援の取り組みなどでした。

 その後、廊下へ移動し、立ち上がりの動作のしくみの説明を聞きました。立ち上がるときは、足を内側に引き、前傾姿勢になりなら立ち上がっているというものでした。

 次は、排泄介助の実技を行いました。始めに介護福祉士の指導者の方がお手本を見せてくださいました。左まひのある利用者の方を想定して、車いすからトイレへ案内する介助でした。生徒たちは、手順を覚えようと必死にお手本を見ていました。そして二人一組になり、リハビリパンツを体操服の上から着用し、介護者役と利用者役になり、トイレへ案内する介助に挑戦しました。アームサポートとフットサポートが外せるモジュール型の車いすを初めて使用しての介助に挑戦しました。始めは、慣れない手つきでしたがアームサポートとフットサポートの外し方をすぐに覚え、声かけをしながらゆっくり介助していました。排泄介助の手順がなかなか覚えれないようで悪戦苦闘していましたが、優しく指導して頂き、やればやるほど手順も覚え、スムーズに介助ができるようになっていました。

 2日間の校外学習は、とても充実していて、あっという間に終わってしまいました。ご協力いただいた倉吉スターロイヤルの職員の皆さんには大変感謝しております。

生徒の感想

・介助するのに必死で、コミュニケーションを取りながら介助ができませんでした。

・立ち上がりの介助で、正面から介助するのではなく、横に立って介助すると利用者の方が立ち上がりやすいということが学べてよかったです。

・ときどき介助手順を忘れてしまうこともあったけど、実際、働いたらコミュニケーションをとるようにして介助していきたいと思いました。

・将来、介護の仕事をしたいと思っているので、今日、学んだことを活かしていきたいと思いました。また、介護をしていく中で、できるようになりたいと思いました。