倉北ニュース

福祉教育全校講演会

 8月22日(水)1限目「支えあえる社会を目指して」という演題で福祉教育全校講演会を開催しました。
これは、生徒の福祉の心を育むため、「ともに生きる」社会の実現を目指して、気づき・考え・実践する力を身に付け、福祉とは何かを考える機会とするために実施したものです。
 今回は、視覚に障害があり見えない見えにくいなかでも、自分らしくいきいきと生活されている方の代表として、講師に鳥取県視覚障がい者福祉協会中部支部長 高田 富久子さんと視覚障がいのある方のサポートをされている鳥取県視覚障がい者中部支援センター相談支援員 田中 恵さんのお二人にお越し頂きました。
 高田さんからは、「普段の生活の中での不便さと工夫」や「いきいきとした生活は自らの努力から」などお話をして頂きました。田中さんからは、生活を便利にする機械の紹介などを実演も交えて、トーク形式でご講演いただきました。
 最後に講師のお二人から「皆さんへエール」と題して、高田さんはオカリナで「ふるさと」を演奏され、その演奏に合わせて、田中さんが手話をしてくださるというサプライズがありました。
 この講演を通して、どうしたら誰もが自分らしく生活しやすい社会をともに築くことができるのかを考える機会としたいです。